国土交通省中部地方整備局が中心となり,開催地の県や自治体と共に主催される上記イベントが本年度も5月19日(日)に行われました.場所は豊田スタジアム対岸にあたる矢作川右岸豊田大橋河川敷でした.石井国土交通大臣が全工程に参加されたこともあってか,全体的に緊張感のある訓練内容でした.さらに中部地方整備局長ならびに愛知県知事も参加されていました.名城大学からは原田先生,溝口先生,藤井先生,ならびにそれぞれの研究室から合計16名の学生が参加しました.ちなみに訓練への参加は合計約1200名とのことでした.
開会式は9時から行われ,9:30の演習開始の号令と共に,およそ2時間の様々な演習が行われました.16名の学生は水防工法の演習に参加し,越水防止対策のうちの積み土のう工を実施しました.中部大学との共同実施でした.
土のうは1週間前に行われた水防講習会(これも学生が参加)で作ったものを利用し,まずは土のうを2段に重ねて2列に並べ,その間に中詰め土を敷き詰めます.さらに中詰め土をタコで締め固めて丈夫にします.2段の土のうをシートで覆い,さらにもう一段土のうを並べ,最後に鋼杭を打ち込んで終了でした.
中部大学との息のあった共同作業が良かったようで,演習はスムーズに行うことができました.
11時半からの閉会式にも参加し,けが人もなく無事に終えることができました.
一段目の土のうを並べる
2段の土のうをシートで覆い,3段目の土のうの上から鋼杭を打ち込んでいる.ハンマーで鉄杭を打ち込む中部大生を名城大生がサポートしている.
報道関係者もたくさんきていた.当日夕方のニュースに出たかも?!
中詰め土を敷いている
タコで締め固める
中部大学と名城大学の集合写真,積み土のう工の前で.