土木学会平成30年度全国大会第73回年次学術講演会で、中山雄人さん(理工学研究科社会基盤デザイン工学専攻修士課程1年、小髙猛司教授研究室)が優秀講演者を受賞しました。本賞は、講演を行う個人会員の中で、40歳以下の研究者、技術者を対象に、論文内容に加え、講演が簡潔明瞭で優れた者に与えられる賞です。
本講演では、平成29年の台風で破堤した実河川堤防で採取した堤体材料の力学特性を求め、破堤原因を検討したものです。河川堤防が浸透破壊で破堤に至る原因として、堤体材料の脆弱(ぜいじゃく)性が大きな割合を占めることを、新たな試験法を提案しつつ明解に示したことが高く評価されました。関連記事はこちら